まんが 日本の歴史をプレゼントする

子供達にまんが 日本の歴史 で楽しく学んでもらうため、出来ることがないか考えます

まんが 日本の歴史を買う前に考えて欲しいこと

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「子供に社会・歴史を知って欲しい」と親は考えてます。

一番の解決方法は、子供が歴史に興味をもってもらうようなタイミングを知り、ベストな時に資料、情報をあげれば良いのです。

お子様がなかなか歴史に興味がもててないという場合、子供の考えを考慮できていないケースがよくあります。

こちらが教えたい内容ばかりを伝えたり、子供視点で考えていないからです。

そもそも、子供はどんなときに歴史に興味が出るのか?興味を持ってもらうために意識したいことをまとめてみました。


歴史への興味とは

歴史への興味とは、昔の文明、生活様式、人物、建造物なと、様々な分野があります。

忍者に憧れる人もいれば、そんな物には興味がなく、神社や大仏が大好きな人もいます。

対象が一緒だとしても、興味の度合いも十人十色です。

このように一人一人が違う興味を持つ中で、どうやって子供に歴史の興味を持ってもらうのか?を考える必要があります。

興味を高められない原因

子供の興味を高められない場合、ほとんどの親御様で共通の原因が存在します。

それは「どんな分野に向けたメッセージなのかが不透明」だということ。

先ほど「人の興味は十人十色」とお伝えしましたが、ここがかなり重要です。

極端な話、忍者好きな人にお寺の話をしても、興味を持ってもらえるでしょうか。

逆に、大仏好きな人に忍者の凄さを伝えても同感してもらえるでしょうか。

答えは「ほぼゼロ」です。

つまり、子供の興味のターゲットが絞れていないため、子供にメッセージが届かないのです。

「歴史のまんがを読めば歴史の興味がでる」という出版社の論理は終わり、
現在求められているのは、各個人、分野に応じた情報を提供することです。

もしも「子供が興味を持ってくれないな」と思っているときには
「教え方が良くないのかな」と調べるよりも「教えようとしている内容は子供にあっているか」
を考えてみてください。

歴史の興味が出てくるとき

歴史の興味が出てくるときとはどんなときか考えてみましょう。
情報があいまいでない。はっきりしている
「昔の忍者はすごかったんだぞ。」といっても何がすごいのか。何を伝えたいのかがわかりません。
忍者自身の認識を正しくさせたいのか(戦うイメージがあるが、実際は忍耐や和を重視し、忍術書にも戦闘を回避する方法が載っている)
忍術に学ぶ幸せに生きる知恵——現代の忍者(ninja)・川上仁一が語る|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社
忍者をきっかけに幅広い歴史を学んでほしいのか、こどもがどの点に興味を持ってもらいたいのかを考えてみてください。

歴史への興味をかき立てる

人間は損失を回避したくなる心理があります。「歴史を勉強すると役に立つぞ」→「歴史を勉強しないと損だぞ」

禁止されると逆にやりたくなってしまう心理もあります「戦国時代は荒くれ物ばかりいて危険な世界。危ないから参考にしないでね」

まとめ

まんが 日本の歴史をプレゼントする前に、意外な発見があったのではないかと思われます。
基本的な事ですが、時々読み返して、教える方向性を見失わないようにしていただければ幸いです。

ちなみに、今まで親子とも歴史に興味が無かったけど、まんがを通じてともに勉強したい、であれば角川が、質・量・価格ともにバランスがとれてよいとおもいます。
日本の歴史 | 角川まんが学習シリーズ|KADOKAWA