見直したドラえもん社会科おもしろ攻略
近くの本屋を寄ったとき、みつけた「日本の歴史」は、大御所だと、小学館や角川しかなく、あとは朝日新聞出版の「タイムワープシリーズ」と小学館の「日本史探偵コナン」でした。
何気なく今日同じ本屋に行くと、もう一つ、小学館の「ドラえもん社会科おもしろ攻略」があることに気づきました。
ドラえもんの社会科おもしろ攻略シリーズは、日本の歴史の他にも、都道府県がわかる、日本の産業がわかる、日本各地の自然とくらし、日本の歴史15人、世界の国旗がわかる、世界歴史探検、歴史人物伝(戦国)、、、いっぱいある。
日本の歴史に関するものが存在する事は想像していたのですが、今までみる機会がありませんでした。
しかし、私は自他共に認める(家族からだけですが)ドラえもんマニアなので、見ておかないと、と思い、生まれて初めてページをめくりました。すると、わたしの認識と違っていたことがあり、それをまとめたいとおもいます。
1 原作との絵の違い
のび太君達の等身の比率が原作にくらべて違うことから、少しクラクラしながら読み進めます。まあ、藤子・F・不二雄先生に書いてもらうわけにも行かないですね。でも思いのほか顔のあたりは癖もなくかわいく書けていました。
2 話の流れ
現代で思った疑問を、タイムマシンやタイムベルトで過去に戻って確認しにいく。コナンやタイムワープシリーズと比べてなんと自然な流れ!(タイムマシンがなぜ自然なのかは私のドラえもん好きのバイアスがかなりかかっています、、、)
3 解説ページで情報不足を補う
歴史上の人物と一通り確認したいことを行い、現代に戻って一安心。のあとは、解説のページが多数。まんがで説明すると、どうしてもページ数が必要ですし、まあ、古代から現代までを3巻でまとめるからそのあたりはしょうがない。むしろ3巻って短すぎ!
4 監修がしっかりしている
解説を何気なく読んでいくと、おお、見やすい。文章が洗練されているような。なんだこれは!と思い、監修をみると、浜学園。知らなかったのですが、塾と言えば、西の「浜学園」、東の「サピックス」、全国規模の「日能研」らしいですね。
5 索引がある
解説にもドラえもん達が出てくれるので楽しく読めます。あと、このシリーズを紹介しているサイトで、なぜみんな書かないのか不思議なのですが、一番良いと思ったことがあります。それは「索引がある」ことです。
索引があると、授業で気になったことを調べるときに効果を発揮します。まんがではどのように取り扱われているのか調べたい!そんなときどうするか。試しに小学館と角川をみてみたのですが、索引は無かったです。
ちゃんと学習中に使われることを想定して書かれていることが感じられ、浜学園の凄さを感じました。
これが私の子供の頃にあったら、、、そう思わざるを得ない本でした。
まとめ
ドラえもんシリーズで、浜学園監修であれば、一見の価値あり!です。
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ドラえもんの社会科おもしろ攻略 日本を変えた世界の歴史[古代~中世] (ドラえもんの学習シリーズ)
- 作者: 藤子 F不二雄,浜学園
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