思いのほか良かったコナン 江戸の謎
コナンの歴史シリーズはこのサイトでは紹介していませんでした。
我が子はコナン好きで、私も単行本を何冊か持っていたので、どちらかというと好きな部類に入ると思います。
でも、コナンの歴史シリーズは、読んでいると、コマが大きい?ちょっと顔が違う?どうしても違和感を感じ、読み進めることが出来ませんでした。(読み進めれば違う印象を持つかもしれませんが、現段階では。です)
今日、たまたまコナンシリーズから少し離れたところにこれがありました。
名探偵コナン推理ファイル 江戸の謎 (小学館学習まんがシリーズ)
- 作者: 青山剛昌,平良隆久,丸伝次郎
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/10/21
- メディア: 単行本
- クリック: 2回
- この商品を含むブログを見る
何気なく手に取り読み進めたのですが
「読みやすい!」
この巻だけ、絵のクオリティが違う気がしました。話の進め方も、現代にいながらに、旅行中に江戸の歴史を調べていく形式で、違和感ありません。
吹き出しの文字の量が多いですが、コナン好きであれば(?)十分許容レベル。
漫画以外の解説ページも、「ちょんまげの由来」などのちょっとしたコラムがあり、読み進めやすい。
巻末には今風に、歴史の勉強の参考になるサイト一覧が載せられていました。
時代を昔からたどるタイプでは無いので、そういった物が欲しい人には当てはまらないのですが、解説は結構しっかり纏められていて、大人でも楽しめるのではないかと思われました。
もし歴史関係の本をあまりお持ちでない方で、「いきなりシリーズ物を買うのはためらわれる」という方には良いと思いました。
中古だと安く売っているようなので、まだ一冊も歴史の本をお持ちでない方は、初めての歴史の本として気軽に買えると思います。